ゲタのシーズンオフ中に「つま掛け」の開発をしております。
「つま掛け」とはゲタを履いている時に雨がつま先にかかるのを防ぐためのカバーです。「爪皮」とか「向掛け(むこうがけ)」とも言います。
市販されている従来品は小ぶりであまり雨をふさげてないんじゃないかという疑問と、そもそも時代の流れとともに「つま掛け」自体売っていない(作ってない・作る人がいない)ということから自作してみようと思い立ったわけです。
実は2012年の手づくり市で、つま掛け専門店「雨楽」として活動したことがありました。新たな型をつくり、いろんな柄のつま掛けを作ってみましたが、お客さんの反応はイマイチ。
「そもそも雨の日に着物を着ない」という現実!(そりゃそうですよねー)
以降、中断していたのですがなんかまた作りたくなってきました。
きっかけはナチュラル系の雑誌の秋冬号に載っていたサボです。
最近はモコモコしたカワイイのがいろいろでてますね。
で、思ったのが「雨用と考えるのではなく防寒用とすれば需要があるのでは?」ということ。
今までは防水という観点から水を通さない素材でしか作れないと考えていましたが、現在は高性能な防水スプレーがありますね。
ウールなどで作っても使用する人がお出かけ前にプシューとすれば十分間に合うかと。
また、つま掛けは構造上、取り外しができるのでその日のコーディネートによって付け替えることもできます。これはサボにはない特徴です。
そんなこんなで現在開発中でございます。
来年の秋に完成・販売を目指します!
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