桐ゲタ サコン

「誰もが気軽に履けるゲタ」というコンセプトでデザインした下駄です。

 

原型は「右近(うこん)」、「シュース」と呼ばれる下駄。

 

「右近」は昭和初期あたりに靴の流線型を模して作られた下駄で、昭和40年代頃には底にスポンジゴムを付けた「右近ソフト」が一番履きやすい下駄として定着しました。

 

現代でも初心者向けとしてこの形の下駄が主流になっております。

 

「サコン」はこの「右近」の改良型で、「カカト部分に傾斜をつけることで、前足接地時に鼻緒による足の甲への負担が減少し、且つ重心移動がスムーズになる」という理論から履きやすさをUPしたゲタになります。

 

「右近(うこん)」の改良型なので「左近(さこん)」と名付けました。